「観たい回の席がもう埋まっていた」。話題作でよく起きますが、原因は運ではなく、発売の始まる時刻を知らなかったことがほとんどです。この記事では、映画館のチケットがいつから買えるのかという仕組みと、良席を取るための順番を整理します。
発売開始は劇場ごとに違う
全国共通のルールはありません。同じ作品でも、劇場によって座席指定が始まる時刻が違います。
よくあるのは、上映日の2日前や前日の決まった時刻から、という形です。深夜0時ちょうどに切り替わる劇場もあれば、朝の営業開始に合わせる劇場もあります。
つまり「映画のチケットは何日前から」という質問には一つの答えがありません。行く劇場のルールを一度調べて覚えておくのが唯一の対策です。一度覚えれば、その劇場に通うあいだずっと使えます。
調べる場所
劇場の公式サイトに、チケット販売についての案内ページがあります。「オンラインチケット」「上映スケジュール」の近くに置かれていることが多い。
見つからないときは、実際に予約画面を開いて、いま買える最も先の回がいつかを見れば逆算できます。今日が火曜で、木曜の回まで買えるなら、2日前から発売という運用です。
会員先行がある
多くのチェーンで、会員向けに一般発売より早く買える枠があります。数時間から1日程度早いことが多く、話題作の良席はここで動きます。
一般発売の時点で中央ブロックが埋まっているとしたら、たいていこれが理由です。争って取り損ねたのではなく、そもそも別の時間帯に販売が始まっていた、ということになります。
無料で作れる会員制度を持つ劇場もあります。年に数回しか行かない人でも、先行のためだけに登録しておく価値はあります。
話題作で良席を取る順番
公開初週の人気作を狙うなら、次の順で動くと取りこぼしが減ります。
- 劇場を決める。方式(IMAXなのか通常なのか)もここで決めておく
- その劇場の発売開始時刻を調べる。会員先行があるかも確認する
- 会員登録を済ませておく。当日に登録しようとすると間に合わない
- 開始時刻の数分前に予約画面を開いておく。ログインまで済ませておく
- 第2希望を決めておく。狙いの席が取れなかったときに迷わない
第2希望をどこに置くか
中央ブロックの中ほどが取れなかった場合、次に狙うのは同じ列の左右ではなく、一列後ろの中央です。左右にずれるより、前後にずれるほうが見え方への影響が小さくなります。
音を重視する上映方式では、左右のずれの影響がさらに大きくなります。中央の列を優先してください。
急がなくてよい場合
公開から数週間が経った作品や、平日の昼の回であれば、当日に劇場で買っても席は選べます。発売開始に合わせて動く必要があるのは、実質公開直後の話題作と、休日の夜の回だけです。
毎回身構える必要はありません。混みそうかどうかを先に判断して、必要なときだけ準備する。これで十分に足ります。
