MX4Dと4DXの違いは?運営会社・導入劇場・体感の傾向で比べる

結論
MX4DはTOHOシネマズ、4DXはユナイテッド・シネマなどの系列で観られます。どちらも座席が動いて風や水が出る4D上映ですが、開発した会社が違うため別の規格です。同じ映画館で両方を選べることはほとんどありません。まず観たい劇場がどちらを入れているかを調べるのが早道です。

「4DXで観たいのに近くの映画館はMX4Dだった」という場面はよくあります。名前が似ていて説明も似ているため、同じものだと思っている人も少なくありません。実際には開発元も導入している映画館も別で、選べる場面はほとんどありません。この記事では、二つの違いと、どちらを選ぶかの考え方を整理します。

MX4Dと4DXの傾向4DXMX4D座席の動きの激しさ54効果の種類の多さ44導入している劇場の探しやすさ43初めてでも疲れにくいか34
体感の強さは作品ごとの演出設計で変わるため、あくまで傾向です。同じ作品を両方で観た比較記事などで語られている印象をもとにしています。数値は5段階の目安で、公式が公表している指標ではありません。
目次

MX4Dと4DXは、そもそも作っている会社が違う

MX4Dは、アメリカ・ロサンゼルスに本社を置くMediaMation社の規格です。TOHOシネマズの施設紹介では「4D/5Dモーション・エフェクト・シアターとシートの特許を持つ会社」と説明されています。日本ではTOHOシネマズが導入しています。

4DXは、韓国のCJ 4DPLEX社の規格です。日本ではユナイテッド・シネマや109シネマズなどの系列で観られます。世界的にはこちらのほうが導入国が多く、名前を聞いたことがある人も多いはずです。

つまり系列によって、置いてある4Dが決まっているということです。「今日はMX4Dの気分だから」と選べるわけではなく、行ける映画館がどちらを入れているかで決まります。

座席が何をするかは、ほぼ同じ

どちらも、映像に合わせて座席が前後左右に動きます。それに加えて、風・水しぶき・香り・足元をくすぐる効果・背中を叩く効果などが入ります。演出の種類でいえば、体験としては近いものです。

同じ作品を両方で観た比較記事では、4DXのほうが座席の動きや風・水の勢いが強く、ダイナミックに感じられたという声があります。一方でMX4Dは足元の効果や風の加減が細かい、という評価も見られます。ただしこれは作品ごとの演出設計にも左右されるため、規格そのものの優劣とは言い切れません。

酔いやすい人が気をつけること

4D上映は座席が動くため、乗り物に酔いやすい人は影響を受けることがあります。カーチェイスや空中戦の多い作品ほど動きは激しくなります。

対策としては、スクリーンから遠い後方の席を選ぶことが挙げられます。画面に対して視野いっぱいにならないぶん、映像と体の動きのズレを感じにくくなります。また、水しぶきの効果は座席のボタンで止められる劇場が多いので、気になる場合は上映前に確認しておくと安心です。

どちらを選ぶか

先に書いたとおり、多くの場合は選べません。行ける範囲の映画館がどちらを入れているかで決まります。まずは観たい作品の上映スケジュールで、4D上映がある劇場を探すのが先です。

そのうえで両方が選べる地域に住んでいるなら、次の目安で決めるとよいでしょう。

  • アクションの迫力を最大限に味わいたい → 4DX
  • 4Dが初めて、または長い作品を観る → MX4D
  • 座席の位置にこだわりたい → 両方とも、後方中央が無難

料金は劇場ごとに違う

4D上映は通常料金に追加料金が加わります。金額は劇場と系列によって異なり、改定されることもあるため、各劇場の料金表で確認してください。座席指定料が別途かかる劇場もあります。

なお4D上映は座席そのものが大きく設備も入るため、同じ広さでも座席数が減ります。TOHOシネマズの導入事例では、通常なら220席入るスペースに対して約6割程度の席数になるとされています。人気作では席が埋まりやすいので、早めの予約が安全です。

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