子どもを映画館に連れて行くとき、気になるのは年齢と料金、そして泣き出したときのことだと思います。この三つは別々の話で、それぞれ確認する場所が違います。この記事では、予約の前に決めておくことと、当日の動き方を分けて整理します。
料金と座席の区切り
多くの劇場では、3歳未満は保護者の膝の上であれば無料、3歳以上は幼児料金で座席が必要という形になっています。ただしこれは全国共通のルールではないため、行く劇場の料金ページで確認してください。
膝の上で観る場合、その子のぶんの座席はありません。荷物を置く場所も減るので、想定していたより窮屈に感じることがあります。3歳未満でも、あえて席を取るという選択はできます。
年齢制限は料金とは別の話
料金の区切りと、作品の年齢区分は別に決まっています。PG12は12歳未満でも保護者の判断で観られますが、R15+以上は保護者が一緒でも入れません。
料金表で「幼児OK」となっていても、作品側で弾かれることがあります。予約の前に、必ず作品の区分を確認してください。
親子向けの上映がある
劇場によっては、小さな子ども連れを前提にした回を設けています。名称は劇場ごとに違いますが、共通しているのは次のような配慮です。
- 照明を完全には落とさない。子どもが不安がりにくく、保護者も動きやすい
- 音量を下げる。大きな音に驚いて泣くのを防ぐ
- 多少の声や動きが前提。周囲も同じ状況なので気兼ねが減る
- ベビーカーの置き場が用意されていることがある
回数が少ないのが難点
この種の上映は、平日の午前など限られた回にしか設定されないことがほとんどです。予定を合わせにくいという点では、通常の回より不便になります。
初めて連れて行くなら親子向けの回、慣れてきたら通常の回、という進め方が現実的です。
座席は通路側の後方
子ども連れで唯一はっきり言えるのが、席の選び方です。通路側で、後方寄りを取ってください。
理由は二つあります。泣き出したときにすぐ出られること。そして後方なら、席を立ったときに他の観客の視界を遮る範囲が狭いことです。
画面の見やすさとしては中央が理想ですが、子ども連れの回に限っては、動きやすさを優先したほうが結果的に落ち着いて観られます。
当日の持ち物と動き方
準備しておくと違いが出るのは次の点です。
- 上映時間を先に確認する。予告を含めると、時刻表の時間ぶんずっと座ることになる
- トイレは本編が始まる前に済ませる。予告の10分前後がその時間にあたる
- 飲み物は蓋つき。暗い中でこぼすと対応が難しい
- 泣いたらいったん出ると決めておく。判断に迷う時間がいちばん周囲に響く
出たあとに戻れるか
多くの劇場では、一度出ても半券やチケットを持っていれば戻れます。ただし運用は劇場によります。心配なら、入場時にスタッフへ一言確認しておくと安心です。
落ち着かないまま戻るより、ロビーで数分過ごしてから戻るほうが、結果的に最後まで観られます。
